日本に起業家が少ない理由を見ておもったこと

まず、こちらをよんでくださいな。
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20090118
(Chikirinの日記 - 2009-01-18 日本に起業家が少ない理由)


これをみて、図にグラフをいれたらどうかなーと
思って、描いてみたのですよ。



(おっきい画像はこちら)

おいらの経験と、偏見を図にしたためたわけですが、
ピンクのエリアからアメリカのようにリスクを取って
ブルーのゾーンに来ないのはなんでなんだぜ? というのが
この図でなんとなくはっきりするのかなあと。



日本の場合、ピンクのゾーン(大企業の会社員、公務員等 組織人)に居られる
ような場合、Chikirinさんの日記のように、我慢を要する、と。
我慢し続けると、古参の人間が抜けていって、状況によっては我慢しなくても
よくなってくる部分がでたり、古参の人間が得ていた給料・賞与が、少しずつ
自分へ振り分けられるようになっていくとおもうのです。
「我慢フィー」が積もり積もって高収入になるわけですな。


イエローのゾーン(ワーキングプア)に行ってしまった場合、
ピンクのゾーンの人間に足蹴にされることになってしまい、我慢が当たり前に
なってしまうのと、ピンクの人間を支えるためにいろいろと軽くあしらわれて
しまうのです。
どんなに我慢しても「我慢フィー」がはいってこないのです。



グリーンのゾーン(ニート フリーター)に行ってしまった場合、
自分が「我慢」ができずやめてしまったり、
会社が経費に対して「我慢」できなくて失職したりと、そもそもテンポラリ用途の
代わりのある部品としてしか使ってもらえないので、収入も生活も安定しませんです。
おまけに労働にたいしての報酬(時間単価)が安いので、ワーキングプアより
負のスパイラルしやすくなります。
ちょっとそれるかもしれませんが、ニートの親の大半がピンクのゾーンで、
子供がニートでも「我慢できる」と
いえるんではないでしょうか。


一方ブルーのゾーン(起業家 自由人)にクラスチェンジしても、
チゴイネー(゜∀゜)」って言われるメリットはあっても、大きな組織に
い(られ)ないので信用が得られにくい、だけでなくて
ピンクの層とお付き合いして、ピンクのゾーンの人間の
要求・わがまま・納期・罵倒に翻弄されながら「我慢することによって」
割高な収入が得られる仕組みなんじゃないか、とおもうのです。


つまり、日本はピンクのゾーンの人間に支配されている以上、ピンクのゾーンにいるのが「おいしい」ことほかならない、だから独立・起業するメリットが薄い、ってことなんかなーと。


すべてこれに当てはまるとは思わないですが、どっちかっつーと
ブルーのゾーンにいるぱんかれさんはこうおもわざるえないんですよなー。



いかがでしょうか。ぱんかれでした。

追記)
ああっと、分析でおわらせてしまった、その先を書き忘れたっす

ブルーのゾーンに降りた場合で、より上に向かうには
全力で自分の組織をある程度大きく、
そしてある程度組織だった形にもっていくことによって、

より信用と安定した仕事を継続して得られるようにするわけですよ。

そうすっと、なにがおきるかというと、
自分の組織がピンクのゾーンにすこしずつクラスチェンジ
していくことにほかならないのですな。

経営者となったブルーのゾーンの人は、だんだんと、耐えがたきを耐え、
忍びがたきを忍んでなんとか会社をまわそうとするための、「我慢する」スキルを
身につけていくということです。


と、いうことはブルーのゾーンに降りた人でも、かしこい人は、ブルーからピンクにクラスチェンジしてしまうので、ブルーの人がいなくなっちゃう

っておもったんですが、どう? ぱんかれでした。